第26回(2016年度)環境安全研究センターシンポジウム
「PM2.5 の実態と健康影響・気候影響」
日時: 2016年12月20日(火) 13:30-17:00(開場13:15)
場所: 東京大学 武田先端知ビル・武田ホール (地図)
主催: 東京大学環境安全研究センター
◆趣旨
最近、大気汚染の話題には「PM2.5」という言葉が
しばしば登場してきます。PM2.5 とは、大気中にただよっている、大きさが 2.5 ミクロン以下の粒子のことで、英語の“Particulate Matter under 2.5 micrometer”の略です。
日本語では、「微小粒子状物質」と呼ばれています。
以前からその有害性が指摘されてきましたが、この 10 年ほどで PM2.5 に関する研究が大きく進んできています。このシンポジウムでは、PM2.5 がどういうもので、人や地球環境にどのような影響を与えるか
について、各方面のご専門の先生方にやさしく解説していただきます。
<プログラム>
13:30-13:40 | 開場挨拶 |
大島義人 教授(東京大学 環境安全研究センター長) | |
13:40-13:50 | 理事・副学長挨拶 |
南風原朝和 教授(東京大学 理事・副学長) | |
13:50-14:05 | 主旨説明 PM10 の時代から PM2.5 の時代まで |
尾張真則 教授(東京大学 環境安全研究センター) | |
14:05-14:45 | PM2.5 の急性心筋梗塞・院外心原性心停止発症に対する影響と高感受性集団の同定 |
小島淳 特任准教授(熊本大学大学院 生命科学研究部) | |
14:45-15:25 | 高分解能質量イメージング装置の開発 PM2.5 を一粒ずつ分析して判ること |
坂本哲夫 教授(工学院大学 先進工学部) | |
15:25-15:40 | (休憩) |
15:40-16:20 | 地上と上空の PM2.5 を測る 常時監視測定局とライダー観測網 |
清水厚 主任研究員 (国立研究開発法人 国立環境研究所地域環境研究センター) | |
16:20-17:00 | ブラックカーボンエアロゾルの気候影響 |
近藤豊 特任教授(情報・システム研究機構国立極地研究所 東京大学名誉教授) | |
17:00 | 閉会 |
参加費: 無料
参加申し込み:
メールまたは葉書にて、①氏名、②年齢、③住所、④連絡先電話番号、⑤メールアドレス(無記載でも可)、⑥所属(御所属がない場合は記載不要)をご記入の上、
12月13日(火)までに以下の宛先までお申込下さい。当日参加も可能ですが、資料準備の都合上、事前申込みにご協力をお願いいたします。
お問い合わせ・参加申し込み先:
東京大学 環境安全研究センター シンポジウム係 宛
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
E-mail: 2016escsympoesc.u-tokyo.ac.jp
TEL: 03-5841-2972 FAX: 03-5841-1233