排水

学内で発生する排水には、実験系の希薄な洗浄水(4次洗液以降)、事務・生活系の排水および雨水があります。東京大学の排水は一部を除き、基本的に公共下水道に放流されるため、下水道法および下水道法関連条例が適用され、それらの基準値を遵守する必要があります。たとえ家庭では流しに流すことに問題がないような廃水(例えば飲食物由来)であっても、基準値超過のおそれのないことを確認する必要があります。また、有害化学物質を含む実験廃液およびそれらが付着した器具の3次洗浄液までは全て回収し、環境安全研究センターに処理依頼しなければなりません。基準値の定めのない物質であっても、確実に無害であると言えない限り、決して流しに流してはいけません。

東京大学から公共下水道に排出する排水は定期的に水質検査が行われています。分析項目や基準値、採水箇所などの詳細については下水の定期水質検査のページをご覧ください。