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環境安全教育プログラムとは

 大学における環境安全教育の目的は、環境安全に対する素養を身につけることのみならず、実際に学内生活・実験に伴うリスクを認識し、研究生活を安全に遂行するため、あるいは研究に関連する様々な法律や規則に違反しないための知識を身につけることにある。したがって、様々な視点での教育が存在する。

 環境安全研究センターでは、座学・実習・体験学習・演習を組み合わせ、かつ、段階的な教育を目指して、全学構成員を対象として、図1に示すような環境安全教育プログラムの構築を行っている。理科系文科系にかかわらず、全構成員を対象とした「環境安全基礎」において、環境安全の考え方、安全配慮姿勢、大学の活動と構成員の責任、コンプライアンス、防災、緊急時対応、環境安全管理体制教育体系について学習する。その上で、理科系学生や実験研究者は、実験研究における環境安全に関する理解を深めるために、「実験安全の基本」および「実験室管理の基礎」について学習する。さらに、各専門分野に応じた各論、例えば化学物質、高圧ガス、実験系廃棄物管理、放射線、放射性物質・核燃料物質、バイオハザード等について、具体的な知識と素養を身につけさせるための教育を必要に応じて行う。より専門性の高い教育を必要とする博士課程の学生や実験室管理を行う立場のスタッフに対しては、アドバンスト各論が必要となってくる。また、非実験系研究者についても、Visual DisplayTerminals(VDT)作業についての教育が必要である。

 この教育体系の実施を目指して、環境安全研究センターが主催する本学における化学物質取扱い者を対処とした環境安全講習会・見学会では、教育内容の見直しが行われ、2013 年度から図1中において色塗りされている部分が習得できる内容で構成されている。



図1
図1. 教育・研究現場における環境安全教育の体系化