第19回(2009年度)環境安全研究センターシンポジウム

「研究・教育の現場における環境安全管理」

日時:平成21年12月22日(火) 13時15分~17時(開場12時45分)
場所:東京大学弥生講堂・一条ホール
(〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部構内)
主催:東京大学 環境安全研究センター

■趣旨
環境安全研究センターでは毎年、環境安全研究センターシンポジウムを開催しております。このシンポジウムでは、環境と安全に関する研究や事例を、各方面の研究者から紹介することを目的としています。第19回目となる今年は、「研究・教育の現場における環境安全管理」をテーマとしてお贈りします。

■シンポジウム内容
東京大学を含めた各研究・教育機関では、日夜さまざまな分野での実験研究や教育活動が行われています。このような活動の中には、さまざまな有害物質や危険作業が関わるものがあり、これらの物質管理や作業管理をおろそかにすると、作業者の安全や周辺地域の環境安全がおびやかされることに直結する恐れがあります。したがって、研究・教育機関においてはその安全管理が非常に重要な課題となります。
研究・教育の現場においてはどのような環境安全管理がなされるべきなのか。また、どのような安全教育が求められるのか。本シンポジウムでは、このような検討の手助けになるべく、事故災害の防止、有害物質の管理、環境安全教育などの側面から5名の研究者が講演を行います。本テーマに興味をお持ちの方、ご自身の研究室での環境安全対策に関心をお持ちの方など、研究教育機関の内外から多くの方々のご参加をお待ちしております。

<プログラム>
第一部 
13:15-13:30 「挨拶」
新井 充 環境安全研究センター長 教授
13:30-14:00 「挨拶・特別講演 安心・安全を創るセンシング技術」
山田一郎 東京大学副学長・環境安全本部長 教授
14:00-14:30 「大学における事故災害の原因と対策について」
大久保靖司 環境安全本部 教授・東京大学産業医
14:30-15:00 「大学における化学物質の安全管理について」
戸野倉賢一 環境安全研究センター 准教授
15:00-15:20 休憩

第二部
15:20-15:50 「がんばらない環境安全を作る -減衰する人智への対策-」
飯野謙次 特定非営利活動法人失敗学会 副会長
15:50-16:20 「“新領域”としての実験室安全 -管理・教育・研究-」
大島義人 大学院新領域創成科学研究科 教授
16:20-16:50 「東京大学における実験系有害廃棄物の管理と処理」
尾張眞則 環境安全研究センター 教授
16:50 閉会

 

参加費:無料
参加申込:
往復はがきまたはメールにて、住所・氏名(返信用はがきにも)・電話番号・職業をご記入の上、12月18日(金)までに以下の宛先までお申込み下さい。当日参加も可能ですが、資料準備の都合上、事前申込みにご協力をお願いいたします。

問い合わせ・参加申し込み先:
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学環境安全研究センター
環境安全研究センターシンポジウム係 宛
電子メールアドレス:
escsympo@esc.u-tokyo.ac.jp
TEL:03-5841-2972
FAX:03-5841-1233
会場案内図:東京大学弥生講堂・一条ホール