バーコードシール作成方法

有害固形廃棄物専用バーコード付シールの作成方法

昨年から、Mac OS X、Excel-11 for Macで、L分類小袋シール作成ソフトのエラーが数件報告されています。
原因の一つは、内蔵BASIC(VBA)での整数除算記号がWindowsとMacでは異なることによりますが、この点は、演算の書き方を工夫することで回避できました。
しかしながら、印刷プレビューが出ないこと、そもそもバーコード図形が表示できないことなど、いくつもの点で互換性が取れていないことがわかり、早急な対応は困難であることが判明しました。
当面のご対応として、Windows環境が使えない場合には、既定のラベル用紙に手書きで、伝票番号、内袋番号、内容物名称、重量、PRTR該当の有無、特別管理産廃該当の有無を記入していただき、それを袋に貼っていただくことをお願いします。バーコードはなくても結構です。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
  1. 専用シールは指定ラベル用紙に排出者がパソコン/プリンターで印刷して作ります。
  2. バーコードシール作成ソフト」をダウンロードします。ファイルはWindowsおよびMac-Excel2003以降用とMac(Excel 2001)用があります。Windowsでは右クリックから「対象をファイルに保存」を選択してください。指定したディスク上に Excelブック ”LLabel2011.xls” が作成されます。Macでは、あらかじめExcelのセキュリティが「中」であることを確認した上で、リンクをクリックするとExcelが起動し、マクロに関する警告が表示されます。「マクロを無効にする」を選択しブックが開いたら直ちに「別名保存」で ”LLabelMac.xls” の名前でディスクに保存し、Excelを終了してください。
  3. プログラムはExcelのマクロで記述してあります。マクロを実行するためにはExcelのセキュリティを「中」にし、ブックを開くときに「マクロを有効にする」を選択します。
  4. 画面の指示に従って、使用する実験廃棄物処理依頼伝票の番号、内袋の番号(範囲)を入力します。1枚のラベル用紙で12片のシールが作成できます。1枚のシートの途中まで使用した残りに印刷する場合は、印刷開始位置を指定します。
  5. 初めて使用するときは印刷内容がラベル内に収まることを普通紙で確認してから用いてください。印刷位置の調整は画面の指示に従って行うことができますが、うまくいかない場合には直接ワークシートを操作する方法も書いてありますので自力で調整してください。

L分類廃棄物の小袋の表示方法

  1. すべての内袋に1から始まり99以下の通し番号を与え、実験廃棄物処理依頼伝票の「内容物の明細」欄に通し番号と内容物、重量を記載してください。
  2. 個々の内袋には内容物、重量を記載したバーコードシールを貼付してください。専用シールには内容物、重量の記載欄のほかに、内袋単位でPRTR等に該当する場合のチェック欄、特別管理産業廃棄物に該当する場合のチェック欄がありますので該当する場合はチェックを付けます。内袋がシールより小さい場合は、バーコードが折れない方向にシールを二つ折りにして内袋を挟み込むように貼り付けます。
  3. 実験廃棄物処理依頼伝票の「PRTR法第1種・・・」にチェックするか否かは従来通り一つのポリバケツに入れる廃棄物全体に対する濃度で判断してください。

 

有害固形廃棄物専用バーコード付シール(見本)

指定ラベル用紙指定ラベル用紙は次の2タイプがあります。排出者が用意してください。

タイプ1:中央余白無し タイプ2:中央余白有り
用紙サイズ A4 A4
ラベル(シール)サイズ 86.4 mm×42.3 mm 83.8 mm×42.3 mm
面付 2列6段 2列6段
余白幅 21.2 mm 21.5 mm
22.0 mm 21.5 mm
18.6 mm 19.3 mm
18.6 mm 19.3 mm
列間 無し 3.8 mm
製品例

(同型のラベル用紙なら、
これら以外でも使えます)

エーワン28382/28362/28642
(レーザープリンター用)
エーワン28919/28920/28922
(インクジェットプリンター用)
エーワン28915/28916/28918
(インクジェットプリンター用)