第29回(2019年度)環境安全研究センターシンポジウム

「環境中に潜む発がんのリスク」

日時: 2019年12月11日(水) 13時20分~16時45分 (開場12時50分)

場所: 東京大学 山上会館 大会議室
(東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス) (地図)

主催: 東京大学環境安全研究センター

◆趣旨

 環境安全研究センターでは毎年、環境と安全に関わる研究や事例紹介を通じた研究交流や社会への研究成果の還元を目的として、シンポジウムを開催しています。第29回目となる今年は「環境中に潜む発がんのリスク」をテーマとしてお送りします。

◆シンポジウム内容

 日本人の二人に一人が、生涯のうち一度はがんに罹るといわれています。がんはさまざまな要因によって発症しますが、その中には予防できるものも多く含まれています。特に日本人のがんでは生活習慣など、いわゆる「環境因子」ががんの発症に強く関わっていると考えられています。そこで本シンポジウムでは、喫煙、食事、化学物質による発がんリスクとその対策に着目し、各方面のご専門の先生方にご講演をいただきます。また最新のゲノム医学を応用した発がん環境の研究に関して、やさしく解説していただきます。

多くの方々のご参加をお待ちしております。

 

<プログラム>

13:20-13:30 歓迎挨拶
環境安全担当理事・副学長 松木則夫
13:30-13:35 趣旨説明
環境安全研究センター 准教授 江幡正悟
13:35-14:15 講演1 「改正健康増進法で求められる病院、大学、行政機関の敷地内禁煙と加熱式タバコ対策」
産業医科大学 産業生態科学研究所 健康開発科学研究室 教授 大和浩
14:15-14:55 講演2 「食事とがんとの関連」
国立がん研究センター  社会と健康研究センター 予防研究部 部長 井上真奈美
14:55-15:15 休憩(コーヒ―ブレイク)
15:15-15:55 講演3 「オルト-トルイジン曝露による膀胱がん」
慶應義塾大学 医学部 衛生学公衆衛生学教室 講師 中野真規子
15:55-16:35 講演4 「がんのゲノムから見た発がん環境とドライバー」
東京大学大学院 医学系研究科 衛生学教室 教授 石川俊平
16:35 閉会挨拶
環境安全研究センター長 辻佳子

参加費: 無料

参加申し込み:
メール、FAXまたは葉書にて、住所・氏名・電話番号・所属をご記入の上、12月2日(月)までに以下の宛先までお申込下さい。当日参加も可能ですが資料準備の都合上、事前申込みにご協力をお願いいたします。

 

お問い合わせ・参加申し込み先:
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 環境安全研究センター
環境安全研究センターシンポジウム係 宛
電子メールアドレス: 2019escsympoesc.u-tokyo.ac.jp
TEL: 03-5841-2972  FAX: 03-5841-1233