回収と処理 東京大学環境安全研究センター
Last Revised on Jun 08, 2000

  研究・教育・医療活動に伴う有害廃棄物を回収し、処理し、最終処分をすることは、センターが設立時から持っているサービス機能のまさに心臓部です。有害物を扱う人すべての人は、自己の責任で廃棄物を種類分けし、その含有成分を記述し報告し(マニフェスト)、所定の日時・場所に運ぶ義務を負います。
  センターはそれを回収し、安全に処理するのです。発生者責任とセンターでの集中処理の組み合わせが、この大学のシステムの特徴です。
  排出ルール等の詳細につきましては、実験廃棄物についてのページ、廃棄試薬についてのページをそれぞれご覧下さい。

  • 回収

      環境安全センターでは、東京大学から排出される有害実験廃棄物の回収・運搬作業を行っています。実験廃棄物などを対象とした定期回収では、回収日時と回収停止期間のページに示したように月・水・金曜日に各部局に出向いています。また排出量の極めて少ない部局に対しては、必要の都度回収作業を実施しています。一方実験廃液などを排出する場合は、排出者に対し、センターが定めた分別収集区分に従うよう義務づけています。分別収集区分は、センターに設置されている廃液類処理装置で、廃棄物が安全かつ確実に処理されることを前提に定めてあります。また、収集区分ごとに大きさ(10Lと18Lの2種類)と色彩の異なる指定ポリ容器”を制定しています。
      不要になった試薬類については、排出者から廃棄の要望があるごとに回収作業を行っています。爆発物や猛毒物質が多いため、回収にあたってはセンター教官と排出者が立ち会いのもとで、1本ずつ試薬の内容の確認をしています。また、平成9年1月より、ラベルの欠落などにより中身のわからなくなった不明試薬の分析業務を開始しました。不明試薬と異なり不明廃液は、センターでは引き受けませんが、相談には応じています。

  • 処理

      センターに回収された廃棄物は、収集区分ごとにそれぞれの処理システムで処理されます。収集区分と処理方法は表の通りです。
      最近では、研究の多様化から従来の分別収集区分に当てはまらない、複数の領域にまたがる実験廃棄物の排出が増加してきました。また排出者の不注意から複数領域の廃棄物を排出するケースも少なくありません。これらの廃棄物は、直接処理システムで処理するのが難しく、排出される廃棄物ごとに個別処理することを余儀なくされています。この個別処理は、たとえ10l程度の廃液でも、その処理に数カ月を費やさざるを得ないこともあります。新しい処理技術の開発により、個別処理を安全かつ迅速に行う必要に迫られていますが、排出者自身も廃棄物処理のメカニズムを十分に理解し、不必要に処理を難しくする廃棄物を作り出さないように心がけてください。

    分別収集区分と処理方法

    分類種類処理方法
    A
    B
    C
    D
    E
    F
    G
    H
    I
    J
    K
    L
    水銀系
    シアン系
    フッ素系・リン系
    酸・重クロム酸系
    アルカリ系
    重金属系
    写真廃液(現像液)
    可燃性廃液
    廃油
    ハロゲン系
    難燃性廃液
    有害固形物
    キレート樹脂吸着法
    酸化分解法
    石灰化法
    中和法及びフェライト化法
    中和法及びフェライト化法
    フェライト法
    噴霧燃焼法
    噴霧燃焼法
    噴霧燃焼法
    噴霧燃焼法
    噴霧燃焼法
    焼却法


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